【実録】これがパワハラだ ~煉獄編 ②鬼軍曹は突然に~
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前回記事です
ハイどーもフォイです。
今回は煉獄編②です
私が一番尊敬する存在であり、一番畏れる存在であります支店長の襲来です。
今回はいいことしか書いてません。
鬼軍曹みたいな支店長が来た
この支店長、実は銀行で一番の数字に厳しい上司として有名な人でした。
営業課は当然、恐れおののいていました。
そして着任当日の朝礼、支店長の口から驚くべきことを聞きました。
『俺のうわさは色々聞いていると思う。多分めちゃめちゃ怖いとか、めちゃめちゃパワハラだとかだろうな。それ全部本当だからお前ら覚悟しておけよ』
一回死にました。
こんなこと言う人なんて頭逝かれてますよね?
ここから軍隊的支店統治が始まりました。
意外といい人なのかも?
そんなこんなで転勤してきた支店長、猛威を振るっておりました。
でも私は追い込まれていたので悩んでいた融資案件を相談しました。
実はこの時、初めての融資案件で、どのように手続きをするのか全く分かりませんでした。
ああ怒られる、そう思っていましたがそんなことはありませんでした。
『俺がしっかり指示出すから最速で動け。そしたら絶対できるから。』
そういい手順を教えてくれました。
また、資金使途の確認方法や要点、決算書をみてから行くことなど初歩の初歩からふんだんに。
結果、融資は成功してお客さんも喜んでくれて支店の数字にも貢献できたので良かったです。
目標数字の獲得について
また、運用商品の営業や年金、個人ローンの営業についても教えてくれました。
・どのようにとるか難しく考えるのでは無くシステムをつくることで、予測できる数字を作り上げること
・営業の心得として『沢山話して、何回も会う』ということ。これについては最初は商品の話をしない、相手の家族構成や職業、趣味を聞き出すことに徹することが大切とのことでした。
失敗に対するフォローについて
そんな支店長の下で営業していた時の失敗で印象的なこと。
何回も訪問しすぎて顧客から資金を下ろされました。
絶対に年金口座を取りたかったので、仲良くなった人にぐいぐい押し込んで話していきました(私の性格上、プライベートでは絶対しません)
「何回も」です。一日に3回ぐらい行く日もありましたし、一日おきくらいに行きました。
その結果、相手を怒らせてしまい預金を下ろされてしまいました。
そのことを支店長に報告すると、すぐに同行→謝罪となりました。
そして次の日の朝礼。
大目玉を食らうと思っていた私。
支店長は「良くやった。きっちり言ったとおりに動いてくれている。失敗があっても責任は持つから、積極的に営業をしてくれ」
こういった言葉を聞いて、『ああ。この人はとても真面目なんだ。だからこんなに厳しいし優しいんだ』と思うと同時に、どんなことをしても、この人にはついていかなければいけないと思いました。
長くなりましたのでまだ続きます。
お付き合いください。