ふわとろのブログ

自転車、投資、ちょっと音楽をネタにアウトプットの練習で書いていきます。良いも悪いもコメントあるとモチベが上がります。

もう一回底はやってくる   と思う。

(個人の見解であり、個人で収集した情報をもとに書いております。確実性は低いですし裏付け資料は載っけていないですが、指摘や批判などお願いしたいです。)

1.現在の下落はコロナ発、原油暴落が要因

 今回の下落を考察してみると

サウジ「世界の工場、中国がウイルスのせいで活動抑制してる。原油需要も減るから

    減産しようよ。OPECプラスのみんな!」

 

ロシア「いや、減産したら米国シェールにシェア取られるじゃん。やんないよ」

    →合意せず

 

サウジ「わかった。価格で勝負しよう。とりあえず増産します。」

 

原油価格暴落

 

投資家たちが現金化を求める中でファンドが資産売却

→株、債券、金等すべての資産価格下落

(ドル買いが起きたのでドルの独歩高)

→解約ラッシュが落ち着いて各資産に投資開始

→ダウ回復、債券購入

という感じではないでしょうか?

 

2.サウジとロシアの仲直り

 さて、原油の減産による価格回復が今回のカギを握りそうです。

ではサウジとロシアは仲直りできるのでしょうか?

 a.ロシア側

 2020年は2019年のGDP成長率の低迷を受けて財政拡張し経済成長率の上昇を計画

ちなみに4月末に国内向けの経済政策のとりまとめを行うとのこと(12月くらいの日経の記事)でしたので、合意をするとしても、その政策を取りまとめたあとになるのでは?と考えます。

 

またプーチンの本気度として、退任後の権力維持も含め、選挙前に経済政策の成功を目指したいでしょうから、財政的なマイナスよりも国内政策、産業をより活発にすると考えるのが普通ではないでしょうか?(権力維持の話は眉唾)

 

  b.サウジ側

 一方サウジはどうでしょうか?

 世界第2位の石油輸出国で第一産業が石油であるので、当然石油価格の下落は自分自身の首を絞めることになっております。(ただ4月1日に1200万バレルまで増産してる)

財政収支もロシアよりはよろしくないのでこれが継続できるとは考えにくいです。

 

ただし、現状は複雑です。政権交代があり、ほかの王子・皇太子を拘束したムハンマド皇太子が権力を握っております。

この人は元々OPECの協調路線が嫌いだったのでロシア側の対応でブチ切れて価格調整役を放棄するのも無理はないのかな?

 

個人の見解

1.サウジ側から頭を下げて増産してくださいという状況はおそらく無理で、しかも他国のことを考えないような気がします。

なので一つの節目として4月末のロシアの動きがポイントになるのではないかと思います。(トランプとプーチンが電話対談したり、米露エネルギー相が実りある会談だったといっても中身が伴わないわけで。)

それまでは今の1バレル20ドル前後が続くのではないでしょうか。

 

2.a:原油相場の停滞によるファンドのパフォーマンス悪化、b:価格競争と社債格付低下による資金調達難に耐えられなくなったシェール企業の倒産で月末までに再度現金化の流れが起きて、株式相場の下落が起きると考えています。

 

ぶっちゃけどんなに不景気になろうが自分の仕事に影響はないのでこれを機に思いっきり相場が下がって、株式素人が買っても爆益状態になってほしいです。みんなもそうじゃないですかね?